PEラインとフロロラインの水の抵抗の違い
久々に釣りネタです。釣りネタに見せかけたPhisingネタでなく「魚釣りネタ」です👍 表題の件。みなさん深く考えたことありますか? 深く考えたことなくても、肌感覚というかなんとなくボンヤリと自分の指?腕?脳?で感じてると思います。果たしてフロロとPEではどっちが水の抵抗多く受けますか?知ってる人がいたら教えて下さい🙇🏻♂️
先日の釣り大会の初日ある選手が「表層の釣りでPEを使ったけどミスがめっちゃ多かった。フロロにしたらミスは減るか?」的なことをゆった。そんな彼は普段は表層の釣りもフロロでやってる。けどこの日はラインブレイクしないように(引張強度UPだと思う)PEラインを使った。けど、バスがワームを食べにくるけどことごとくミスをした、と。フロロだったらもっとフッキング成功したと思うか?ってオレに聞いてきた。
が、オレ、フロロでその釣りをしないんでオレの答えは「シラネ!」だった🤣
表層ワームの釣りにおけるミスとは
で、その後自分なりに考えた。
あ、表層の釣りしない人には「なんのこっちゃ」だと思うんで「ミス」をするについてちょっと説明します。
(1)表層にあるワームにバイト!
(2)ワームがスパっと消える
↑この場合でフッキングをミスったら100%人間側の責任です。でも、そうでなく
(1)表層にあるワームにバイト!
(2)ワームが消えない(横にずれるだけ・チップのみ)・消えたとしても吸い込まれが浅すぎる
↑このケースもよくあります。たぶん某選手はPEにしたらこっちの現象が多発した、ってゆってるはず。
ちなみにジョーダンとかのトレブルフックがついたルアーの話でなく頭にマスバリをセットしたワームの話です。
オレ的には表層の釣りのフッキング率って半分以下だと思ってます。キャストして10匹反応してもバイトまで至るのはそのうちの2~3割だし、そのバイトしたバスが全部フッキング成功するわけでなく、上に書いたバス側のミスがとても多くて10バイトあってもフッキングできるのは良くて半数、普通は3割くらいじゃないかなーって思います。
もちろんフィールドとバスの活性で全然違いますよ。スレてないとこなら9割くらい掛かるし、小バスも疑いなく食ってくるからめっちゃ掛かる。天候がよくてバスが高活性なときも面白いように掛かる、むしろ元気良すぎてワーム飛ばされてかからないケースも多いくらい。ラージとスモールでもちょっと違う。でも、それらはレアケースで平均するとバイトされてもフッキング成功するのは半分以下のイメージです。オレは。
けどトッププロでありトップ表層プロである彼はそれでは満足できなくて翌日はフロロに変えたそうです👍
つまりは「ラインのしろ【代】?」的な話?
クランクベイトとかスピナーベイトとかのいわゆる「巻物」の釣り、常にラインがある程度張っててロッドも曲がり続ける状態の釣りだと
・ガチガチのロッドは駄目
・PEやフロロは伸びないから駄目
とよく言われますよね。バスがバイトしたとき人間側が強く引っ張っていると「遊び」「しろ(代:のりしろとかのしろ)」が無いからルアーがバスの口の中にちゃんと入らない的な話。それの真偽はともかくバス釣りで長く語られている話。
某選手が言ってたのはつまり「PEラインだとラインの代が少ないからミスが多発した」なのか?
表層のワームの釣りと言ってもトゥイッチ系とi字形がある。トゥッチ系だとラインに遊び(たるみ)が出るので「代」問題はほぼ無い。けど純粋なi字の釣りだと巻物のように割とテンションがかかりがちなので、比較的「代」は少ない。けどトッププロが「代」をなくすほど糸を張るわけはない。
なのでラインの「代」的な話では無いと思う。
ライン自体の水の抵抗の話でね?
長く釣りしてるひとなら、みんな薄々気づいてますよね。ラインに掛かる水の抵抗について。シャロー~ミドルの釣りをしてるぶんにはあんまり気づかないけど8mとか10mの釣り、5mくらいでも遠投する釣りだと糸に掛かる水の抵抗はすごく感じます。普段気づかない微かな湖流もそれで気づくくらい。
シンカーとのバランスにもよるけどディープの釣りはラインが細いほうが操作しやすい。特にラインが斜めになる釣りは顕著。釣り名人達がディープの釣りで極端に細い糸使うのも「細いほうが魚に気づかれない」とかじゃなくて「操作性優先」です。
そんな感じでみんな体感してるように「糸が太い」と水の抵抗を感じる。
では、その抵抗とは?
ここからやっと本題です👍
んで、フロロラインとPEラインでは果たしてどっちが水の抵抗を多く受けるのか?
知ってる人がいたら教えて下さい🙇🏻♂️
上図はイメージですが、こんな状況で
・風の影響はなしとする
・水の流れもなしとする
・ワームを20m先にキャスト
・同じ太さのフロロとPEラインどちらも水面から5cmくらい沈める
上記状態で、引っ張った時、PEとフロロでどっちが重い(リールの巻き抵抗が強い)か?
って、たぶん人間の感覚、しかもギア付きリールだとそこまでの判別は不可能ですよねきっと。だったら、そういう抵抗値を測る機械で調べたらどうなるのか?
みなさんどっちがどうだと思います?
って、鋭い人なら気づいたと思うんですが「水面から5cmくらい沈める」がちょっと微妙ですよね🤔 今は沈むPEとかもあるけど、基本20m投げたときのPEを5cm沈めるってなかなか難しい。大部分は水面に浮いてる。けど撥水コーティングとかしてないかぎり実践では「ちょっと沈んでる」んですよね。なのでちょっと違和感あるかもですが「水面から5cmくらい沈める」状態で比べてみます。
素人考えですが
(1)フロロは下に沈む方向の重みが加わる
(2)フロロは横方向の抵抗はかかりづらい
と感じます。ご存知の通りフロロは水より重いので放置してると沈みます。なので常に下に引っ張られる力が働いてる。20mだと感じないけど100mだとだいぶ重く感じるはず。だから太いフロロで遠投すればするほど重み≒抵抗を感じる。一方フロロは表面がツルっとしてるので横方向の抵抗はほぼ無し。なんだけど、実際の釣りでは
(3)フロロはメモリ効果でラインが真っ直ぐにならないのでその抵抗はありそう
フロロはどうしても巻グセがつくんで、どんなにしなやかなフロロラインでも実際の釣りのときは、ラインがビシーーっと直線になることはなくて、ゆるいワインディングロードみたくなるんで、そこの抵抗はちょっとありそう。もちろん水の中とはいえ「重い」のも大きいです。
一方
(1)PEは下に引っ張られない
(2)フロロみたいに巻きグセはつかない
フロロに対してPEは軽くて真っ直ぐ。だから抵抗はフロロよりだいぶ少なそうだし、実際、オレはそれを凄い感じます。PEの沈める釣りだとまたちょっと感覚が違うけど、表層のPEの釣りだと、キャストからリトリーブ・アクション、すべてがフロロより遥かに軽快に感じます。抵抗もめっちゃ少ないとオレは感じます。特にどんなに遠投してもラインの重みは感じない≒抵抗が少ない
なので冒頭の話に戻って某選手に「PEはバスがミスる」って話をされたときは「ええーーー嘘だろ、PEのほうが圧倒的に軽やかでバス側のミスも少ない」・・・ハズ・・・って心の中で思った。けど、彼が言うくらいなので、もしかしたらフロロのほうが有利なのか?
で、考えられるのは一つ・・・それは・・・
(3)PEは表面がギザギザで実はめっちゃ水を噛んでそう
です。フロロはつるつるだけどPEは編んだり依ったりしてるからザラザラ。ワームについてるリブのよう。8本、12本撚りは4本よりはめっちゃ滑らかだし、ケミカルの力で極力ツルツルの表面にできるけど、限界はあると思うんです。
ちなみにオレはあのザラザラ感が好きで好んで4本撚り使ってますが、今思うと確かに4本と8本では水絡みがちょっと違うかなーっても🤔。8本撚りは水面を滑るように動く感じもある。
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相変わらずまとまりのない長文で、しかも結論が無いわけですが
フロロラインの高比重・巻グセによる「抵抗」とPEラインの表面ギザギザによる「抵抗」はどっちが大きいんだろ?人間にはわからない微々たる差でもバスのバイトするときの力からすると、かなりの抵抗になってるのでは?
ってことで
バスのバイト力が10のとき、ワーム側の抵抗値が0なら口にすっぽり入る
バスのバイト力が10のとき、ワーム側の抵抗値が5なら口にすっぽり入りづらい
バスのバイト力が10のとき、ワーム側の抵抗値が15なら口に入らない
その抵抗値はPEとフロロで同じ太さだったらどっちが大きいの?知ってる人、教えて下さい🙇🏻♂️って話でした👌
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