トッププロに反論してみる

2020-01-27   

 

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トップ50黒田くんのブログでカード付きジグによるカバー撃ちについて語られています。

忘れ去られているガード付きジグ 黒田健史の「いろはにほへと」

ガード付きジグのトレーラー 黒田健史の「いろはにほへと」

黒田くんも書いてるように最近のカバー撃ちといえばテキサスリグが主流ですね。更にスモラバやネコリグまでもが用いられるよう多様化しています。で、黒田くんの2回めの記事の冒頭にこんな記述がありました。

個人的にはカバー打ちで(釣果を伸ばすために)最も必要なのはキャスト精度だと思っていて、
・思い通りの場所にキャストできる
・距離を取っても狙った場所にキャストできる
・着水音を出来る限り出さない
この3つが出来るか出来ないかの方がよっぽど大切です。

https://kenshikuroda.com/lureno_iroha/12689/より引用

この3つを見て、オレは「いや、違う」って思ってフェイスブックで宣戦布告しておきましたw

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なんつって、素人のオレがトッププロに反論するなんて恐れ多いわけですが、ちょっとオレの話も聞けぇ~5分だけでいい~♪ 

まず大前提として「トレーラーの種類ウンヌンよりも、アプローチが超大事である」という点は全面同意です。でも、

1.距離を取っても狙った場所にキャストできる
2.着水音を出来る限り出さない

この2つはよく言われることだけど、必ずしもそうでないケースもあるってことを言いたいです。ではそれぞれについてオレの考えを書きます。

1.距離を取っても狙った場所にキャストできる

これは正しいです。でも黒田くんがブログで言ってる「カバー」がどんな場所のどんなカバーかで話は違ってきます。例えばリザーバーにある小規模なウキゴミの吹き溜まりとか冠水ブッシュなどを指すのであれば黒田くんの言うことに間違いないです。

が、オレの中ではフルサイズガードジグのカバー撃ちと言ったらやっぱり八郎潟のアシ撃ちを連想します。こんなやつ↓

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※↑厳密にはこれアシではなくガマです。

関東でいうと常陸利根川の一部や北浦・霞ヶ浦に注ぐ大きめの流入河川、牛久沼・印旛沼とかにあるアシ・ガマが続くストレッチ。そこをボートで流しながらジグやテキサスで探る釣り。一般的に「カバー撃ち」と言ったらアシ撃ちを連想する人も多いと思います。

で、前置きはこれくらいにして本題。

アシ撃ちに限って言えば、距離をとってのアプローチが正解かというと、そうでも無いとオレは思います。なぜかと言うと距離をとればとるほどラインの入水角度が小さくなるから。

ラインの入水角度が小さいということは、着水から着底までカーブフォール気味になるというデメリットがあるから。カーブフォールの何がダメか?って言うと、この類の釣りは圧倒的に真っ直ぐ落としたほうが釣れるからです。カバー撃ちだけでなくワームを沈める釣りの多くは「真っ直ぐ落とす方が釣れる」のは間違いないです。ボトムに着いてから誘う系統の釣りは別として。

アシ撃ちの場合、水深は30cm~1m強くらいですよね多くは。概ね浅い。浅いけども、ルアーが着水から手前に寄ってくるよりも真っ直ぐ落としたほうが確実にバイトは多いです。もちろん着水直前にロッドワークで糸ふけだすとか、着水後思いっきりラインをリールから手で引き出すっていう小技もあるけど、角度が小さければ小さいほど(距離があればあるほど)、真っ直ぐ落とすのは難しくなります。

更に真上から落とせば途中でジグがなにかに引っかかって落ちないっていうトラブルも軽減できます。

なので極論はアシにボートをベタ付けして極力短いピッチングもしくはフリッピングで真上に近い角度から落とすのが確実にバイトは多いです。

ただし、それは机上の空論ってやつですねw 実際はボートの気配・影やエレキの音で魚を警戒させてしまいます。いや、実際、ブラックバスって他の淡水魚よりも神経は図太いと感じますけどね。ライギョとかエレキの音ですぐ逃げるけどバスは割と堂々としてる。だけど、ボート・人の気配は無いほうが絶対有利なのは間違いないです。

なので「ボート・エレキの気配を極力減らして、なるべく近い距離で、カバーを撃つほうが釣れる」とオレは思います。

ただトップ50の現場を知るオレとしては黒田くんの言うこともよく解りますよ。入れ替わり立ち替わりで短いアシのストレッチを叩かれるようなトップ50会場はいくつもあります。青木大介プロ・福島健プロを始めとする超一流プロもアシを撃つときは信じられないくらいボートを離して信じられない精度でキャストしてるのを何度も見てます。もちろんそれで信じられない釣果をだしてる。オレもトップ50選手だったら極力ボート離してカバー撃つと思うw 

だけど、普通の釣り人がボートで流しながらカバー撃ちするときは距離を開けることよりも、エレキ音に注意しながらできるだけ近づいて真っ直ぐ落とすことを意識したほうが釣れるとオレは思います。

というわけで「カバー撃ち」っていう広義の題目だったので、アシ撃ち初心者さんがあの記事を読んで「なるべくボートを離してやろう」って勘違いする可能性があるんで、あえて反論というか補足?しておきました。

2.着水音を出来る限り出さない

これも正しいし、世の中の99%の人はそう思ってると思います。が、オレは残り1%の人間ですw もちろん静かなキャストが良いのは解っています。

でも、状況によっては「あえて着水音」出すほうがいいケースを何度も体験しています。というか八郎潟だけの話かもですが・・・八郎潟はプレッシャー低いんでしょ?って思われるかもですが、オレがカバー撃ちをやりまくっていた頃(15~20年くらい前)は釣り人がめっちゃ多かったです。バスも多かったけど。なので、決してロープレッシャーじゃないです。他の人が流したあとを流すこともザラ。

そんな状況でも、あえて着水音を派手に出すことでバスにアピールし着水点から半径1mくらいまでのバスを誘き寄せて食わせた、なんてことは多々あります(葉っぱが揺れるので解る)。また、ジグでなく5インチセンコーノーシンカーをアシの奥の奥のジャングルへウエッピングするときも、わざと「パッチャ」って着水音をだしたほうが圧倒的に釣れました。←この話を聞いて山上湖スモールやっている人はピンと来たかと思います。そうです、セミや虫の釣りをするときあえてフライ気味にキャストしてなるべく大きな音出したほうがスモールが寄ってくるときありますよね。

あれと同じイメージです。アシ中・周りにいるバスが、トンボやら虫やらを狙っているとき、もしかしたらカエルを意識してるのか?ともかく視界が悪いアシジャングルの中でエサを探してる状態のバスに「音」は効果的と感じるシーンはとても多いです。ただ、ダウンショットシンカーが水に刺さるような音はダメですね。ズボっ的な音はNG。平べったいものが「パチャ」って鳴るのはOKです。それはアシの釣りに限らずどこでもそんな感じです。

ゆっても、どっちかっていうと着水音は小さいほうが良いのは間違いないと思いますけどね(*´ω`*)

ただ釣りに絶対は無いので音があったほうが良いこともあるよ~って言いたかったです。


ってことでおっさんの昔ばなし程度に読み流してもらってもOKですが、2の着水音はともかく、1のラインの角度はとても大事なのでそれを伝えたかったのです。トッププロに反論なんておこがましいですけど(*´ω`*)

PS:黒田くん、今度八郎でジグ撃ち勝負しようぜ! 絶対負ける自信あるけどw

 

カテゴリ:日記・携帯更新

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