第2のシャローアンカー「ミンコタのタロン」
佐々くんに同船したときの話の続き。バスボートの後ろについてる2本の棒。今どき当たり前の装備になった「パワーポール」。バックシートのときサイドキャストの邪魔になるあれ。
シャローアンカーはパワーポールが独占だったけど、今はミンコタからもでてるようです。その名もタロン。スイムベイトじゃないほうのタロン。
そんなタロンが佐々くんのボートについてました。
↑ぱっとみで凄くでかい。
パワーポールはカマキリの脚みたく折りたたみ式だけど後発タロンは方式がまったく違って棒が真下にニョロニョロと降りてくるタイプでした。
↑写真中央の白い棒がそれ。
で、これのすごいところは4.5mまで止まれること!!!パワーポールって2mくらいだったと思う。2mっていうと日本だとあんまり使い所がなくて、昼飯のときにみんなよく使ってたイメージ。過去形なのは今はウルトレックスがあるから、昼飯時すらも使われてないイメージ。
でも4.5mまでOKとなれば使えるシーンは圧倒的に増えますね。
後発だけあって、機能も色々。↓左のインジケータは水深を表してます。
ラフウォーター・ソフトボトムやらのモード切り替えもあるようです。
先端にLEDライドがついてて、暗いときに照明にもなるそう。
かなり大きいし、風当たりもまとも受けそう。高速走行時は辛そう&橋の下くぐる時当たりそう・・・
ってことで、そんなときは↓こんな感じで手前に倒せる仕組み(手動)。
珍しいので、多数のトップ50メンバーが寄ってきて興味津々でした。
今や自動エレキは当たり前のトップ50だけど、自動エレキはあんがいウルサイしバッテリー消費も多いですからね。とはいえパワーポールだと2mまでなので使える場所が少ない。そんな中、4.5mまで使えてバッテリーは上げ下ろし時だけで、静かにボートを固定できるんだから、これはなにげにすごいアイテムな気がします。
佐々君もシャローの釣りではめっちゃ多用してました。初日トップウエイトはこれのおかげもあるかも? なんせ激流の西湖放水口近くのスポットがメイン場の一つだったから。あの激流で自動エレキはいろいろツライと思う。
4.5mまでOKなら八郎潟も浚渫の一部を除き完全対応だわ!ほしい! って、オレボート持ってなかったw
タロンを手動で巻き上げる方法
あの日、一回だけトラブルがありました。オレが気持ちよく昼寝してたら、タロンのほうから「ピピピ~」っていう電子音が何度も聞こえてきた。職業柄、あの手のビープ音=エラー音には敏感なんですw
何事か?って目覚めてみてたら、なんらかの原因で棒が上がらないという。
そんな時は↓この黒いポッチを外してレンチを回すことによって手動で上げることができるとのこと。
佐々君もタロンを導入したてで、上がらなくなったのは初体験。レンチで回そうとしたけど回らない。全然回らない(焦)。そうこうしてるうちに、自動で上げることができた。たぶんボートがちょっと動いて上げるようになった。
あまりにも回らない感じなので、きっと「ロック」されてるに違いない。ロックを解錠するモードがあるはず。ってことで、湖上でiPhone調べました。
TALON SHALLOW WATER ANCHOR MANUALS
https://www.minnkotamotors.com/support/manuals/shallow-water-anchors
↑このページに
Talon Owner's Manual
Manual 2377170 - Download PDF (35 mb)
ってのがあってPDFをダウンロードして発見!
やっぱりデフォルトではロックが掛かっているようで、
1.操作パネルの上向き矢印ボタンを長押しする
2.ピピピって3回ビープ音がすれば手動巻き上げモードになる
3.ゴム蓋を外して、7/16インチのレンチで時計周りに巻く
以上です。日本にユーザーどんだけいるかわかりませんが湖上で困った時このページにたどり着くことを願います(*´ω`*)
そしてガーミンの自動エレキ
そんな素晴らしいミンコタタロンでしたが、佐々くんのボートにはガーミンの自動エレキフォースもインストール済み
ガーミンの次世代エレクトリックモーター「フォース」のネタをブログに書こうと思ったら REDPEPPERS
佐々くんはウルトレックスを使っていなかったので、どっちがどうこうはわからないらしいです。
もちろんオレもよくわかりませんw でも、一つ言えるのはウルトレックスよりは静かでした。とっても静か。ウルトレックスはヘッドの向き変わるとき「キュキュ」って鳴るけどあれが無く無音。モーター回ってる時の音もだいぶ静かな印象でした。
タロンにフォースにガーミンシステム・・・・総額おいくらまんえん? すごい時代になったもんですね~
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