リチウムイオンバッテリーへの誤解
最近何度か耳にした言葉
「リチウムバッテリーなのにバッテリー切れを起こした」
誤解です。
「リチウムバッテリー=長時間保つ(大容量)」←っていうのは全然間違った認識です。
ボート用リチウムバッテリーは「軽い」「充電が早い」「出力が一定」であるのは間違いないです。が、湖上で何時間使えるかは単純に容量に依存します。それにはリチウムも鉛も関係ないです。
いろんなリチウムバッテリーが発売されてますが、リチビーで言えば12Vモデルだけでも容量の違いでこんだけの種類があります。
20Ah、40Ahっていう感じでAh(アンペアアワー)の前につく数字が「容量」です。
12Vの鉛バッテリー3個だったのが、36Vリチウムバッテリーに買えたら1個でOK!
↑このイメージが・・↓
「鉛より3倍容量がある」って勘違いされてるかもですが、それは電圧(V)の話であって容量(Ah)の話では無いです。
なんでもクルマで例えるオジサン風にいえば、ガソリンタンクの容量が20リッターから150リッターまでいろいろあるってことです。
2020年に発売されるフォルクスワーゲンの電気自動車ID.3
これも45Kwh版が330Km走れて、58kWh版は420km、77kWh版が550Km走れるそう。ボート用のリチウムバッテリーもまったく同じことです。
冒頭で書いた「リチウムバッテリーなのにバッテリー切れを起こした」っていうのは「電気自動車なのに目的地行く前にバッテリー切れを起こした」っていうのと同じ感じになっちゃいますので、お間違いのないように(*´ω`*)
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