日本のニュースサイトはなぜ文字が小さい?「老眼無視」で広告収益をドブに捨ててる謎・・・
2026-02-10

そんなわけで日本のニュースサイト、文字が小さすぎる問題。
若者向けのエンタメサイトならまだ分かる。でも、政治・経済・社会・ビジネス。こういうニュースを読むのは、どう考えても40代以上の中高年が中心のはず。なのに、どのサイトも文字が小さい。日経、朝日、東洋経済、プレジデント、NHK・・・どこを開いても似たようなサイズ。
正直、老眼には普通に読めない。
んで、今日はちょっと実験的に、ChatGPT、Gemini、Grokの3つのAIに「なぜ日本のニュースサイトの文字は小さいのか?」って聞いてみた。
リーダーモードで広告が全部消える
まず、オレの実体験から。
スマホでニュースを読むと、こうなる:
- 文字が小さくて読みにくい
- 目が疲れる
- 仕方なくリーダーモードを使う
- 広告が全部消える
ニュースサイトの収益源って広告でしょ?それが読みにくいせいで消されてる。本末転倒すぎる(笑)。
技術的には1秒で直る話
で、エンジニア目線で言うと、Webの世界では文字サイズなんてCSSの `font-size` を変えるだけなんですよね。
極端な話、
body { font-size: 16px; }
の数字を変えるだけ。作業時間:1秒。
それだけで読みやすさは劇的に改善するし、老眼層にも優しくなるし、リーダーモード使用率も減る。はずなのに、どこもやらない。
なんで?
3つのAIに聞いてみた結果
ってことで、ChatGPT、Gemini、Grokに「なぜ日本のニュースサイトの文字は小さいのか?」って聞いてみた。
それぞれ違う視点で答えてくれたので、面白かった。ま、AIなので嘘ついてるかもだけど。
AIが指摘した理由①:紙媒体の呪縛(DTP思考の残滓)
Geminiが指摘したのがこれ。
日本のニュースサイト(特に新聞系)の編集者は、いまだに「1画面にどれだけ多くの情報を詰め込めるか」を重視する傾向があるらしい。
新聞の「紙面」がそうであるように、見出しがズラッと並んでいる状態を「情報が網羅されている良い状態」と誤認しているため、文字を大きくして情報密度が下がる(スクロールが増える)ことを本能的に嫌がるんだと。
スクロールできるんだから、別に1画面に詰め込む必要ないんですが。
AIが指摘した理由②:高精細ディスプレイの罠(PPIの進化)
これもGeminiが教えてくれた。
近年のスマホは解像度(PPI)が非常に高いため、16pxでも文字の輪郭がクッキリ見える。
これが罠で、「クッキリ見える=読みやすい」と制作者が勘違いしてしまうらしい。
しかし、加齢による調整力の低下(老眼)は、解像度ではなく「物理的な大きさ」を必要とする。
制作者が「自分の最新iPhoneで綺麗に見えているからOK」と判断する際、その「物理的な網膜への負荷」が計算から漏れているんだと。
20代の視力1.5で最新のiPhone使ってる人には16pxでも読めるけど、50代の老眼には地獄。
AIが指摘した理由③:日本語の「字形」の複雑さ
これもGeminiから。
アルファベットは26種で形も単純だけど、日本語は漢字・ひらがな・カタカナが混ざり、画数も多い(「鬱」や「議」など)。
本来、英語よりも大きなサイズと広い行間が必要な言語なのに、欧米のフレームワークのデフォルト設定をそのまま流用して日本語を流し込むため、相対的に「小さくて窮屈」な印象が強まってしまうらしい。
英語圏のサイトが16pxで読みやすいからって、日本語も16pxで良いわけじゃない。
AIが指摘した理由④:「広告枠」の保護
これが一番「大人の事情」かもしれない。Geminiが教えてくれた。
文字サイズを大きくすると、コンテンツ全体の面積が増え、広告が画面の下の方に押し出されてしまう。
ファーストビュー(最初に表示される範囲)に広告を何枚入れたいか、という「広告枠の設計」が先にあり、そこに押し込める形でコンテンツ(文字)のサイズが決まってしまうという本末転倒な構造らしい。
でもさ、その結果読みにくくてリーダーモード使われたら、広告全部消えるんですよね。意味ないじゃん(笑)。
Grokが指摘したこと:ガイドラインは無視されている
Grokが面白い指摘をしてくれた。
アクセシビリティガイドライン(WCAGなど)では最低14ptを推奨しているけど、ニュースアプリやサイトのデフォルトは11-12ptくらいらしい。
つまり、ガイドラインはあるのに、守られてない。
高齢者には読みづらく視覚疲労を招くことが研究でも指摘されているのに、なぜか改善されない。
なぜ「文字が小さい」という声は少ないのか
ここで不思議なことがある。
スマホのニュースは明らかに文字が小さい。老眼世代には読みにくい。実際にオレも読みにくい。
高齢化社会なのにSNSやネットを見ても、「ニュースサイトの文字が小さすぎて読めない!」という声は、意外なほど少ない。
その代わりよく見るのは、「スマホ代が高い」「通信が遅い」「バッテリーがもたない」といった、物理的・金銭的な不満ばかり。
UIの問題は、あまり話題にならない。
これはちょっと不思議だ。
理由①:「設定で何とかするもの」と思われている
スマホの文字が小さいと感じたとき、多くの人はこう考える:
- 設定で文字を大きくする
- 画面を拡大する
- 老眼鏡を使う
つまり、「読みにくいのは自分の目の問題」という認識になりやすい。サイト側の問題とは思わない。
理由②:技術的に簡単に直せると知らない
Webの世界では、文字サイズは `font-size: 11px;` を `font-size: 18px;` に変えるだけ。作業時間は本当に数秒。
でも、普通の人はそんなこと知らない。むしろ「サイトの文字サイズを変えるのはすごく大変な作業なんだろう」と無意識に思っている。
だから「文句を言っても無駄」「どうせ変わらない」と考えてしまう。
理由③:UIに対する「諦め」
スマホやアプリの世界では、「使いにくい」「見にくい」「わかりにくい」という状況が珍しくない。
その結果、「スマホってこんなもんでしょ」という諦めが広がっている。
だから「料金が高い」「通信が遅い」といった「明確な損」に対しては声を上げる。でも「文字が小さい」「UIが見にくい」といった「使い心地」の問題にはあまり声が上がらない。
理由④:読者層がSNSで騒がない
Grokも指摘していたけど、ニュースサイトの主な読者は40代・50代・60代。この層は:
- UIに対して文句を言う文化があまりない
- SNSで騒ぐタイプでもない
だから問題があっても、黙ってリーダーモードにする、黙って拡大する、黙って読むのをやめる、という行動になる。
結果として、問題が可視化されない。
Grokによると、X(旧Twitter)では老眼関連の愚痴や対策話がちらほらポストされているらしい。「老眼でスマホの文字が読みづらいのにプライドでサイズを上げたくない」とか、「文字を大きくしたら『おじいちゃんのスマホ』みたいになった」とか。
でも、全体的に少ないのは、こうした話題がバズりにくい日常ネタだからかもしれない。
一番の違和感:ターゲットと設計が逆転している
ChatGPTもGeminiも共通して指摘していたのがこれ。
ニュースサイトの主な読者は40代・50代・60代。なのにUIは20代基準・視力1.5基準・老眼無視。
完全にターゲットと設計が逆転している。
高精細なMacBookでデザインしている若手デザイナーと、帰りの電車でスマホを凝視する老眼世代のギャップ。
これ、誰も気づかないのかな?
結論
3つのAIに聞いてみて分かったのは、日本のニュースサイトは技術的にできないわけでもない、コストが高いわけでもない。
ただ単に「16pxが標準」という思い込みで止まっているだけに見える。
読者の年齢層を考えれば、今の文字サイズは明らかに小さすぎる。
もし読者中心で設計するなら、スマホ本文は最低でも `font-size: 18px`、`line-height: 1.8` 前後。これだけで体感は大きく変わるんですけどね。
まー変わらないんだろうな
おまけ:日経新聞サイトでフォントサイズを変えてみる
デフォルト16px

20px

24px ←老眼なのでこれくらいが見やすい

30px これくらいでも全然OK(笑)

若者向け(?)乃木坂46のブログ
12pxくらい?モームリ(笑)

UNITOROは22pxくらいかな?
年寄に優しいでしょ(笑)
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