ブラックバスは青色盲説から写真を加工したらトンデモない事実が判明し震えてる
2月7日0時:グラフの話のところを削除しました。補足はこちら
桧原湖のGimikというメーカーの上手さんが書いたブログ
これ読んで衝撃受けました。2019年にブラックバスの視覚に関する論文が発表されたウンヌンカンヌンシカジカ。
論文そのものは以下で読めます。
Seeing red: color vision in the largemouth bass OUP Academic
Google翻訳したところで素人のオレには何もわかりませんでしたが、上手さんのブログの最後に「2色型色覚で青色の判別が難しいバスは、人でいう青色盲となることから」と書かれてました。なので、青色盲を手がかりとしてネットの海を彷徨って色々と調べてみました。結果・・・・青色盲は英語でTritanopeって言うらしくそれをキーワードにしたら色々なアプリやwebサービスを発見。
それらのツールを使って、オレが持っている水中画像の写真を青色盲に変換してみました。その結果が以下に続く写真です。
左側が普通の写真、右側が青色盲→バスが見ているであろう色。
1.山梨の水族館で撮ったバスの写真。
↑これはそれほどインパクトないですね。
2.昔、西湖でデスアダージグヘッドの水中動画を撮ったやつを静止画に切り出したやつ
↑日本のクリアなバス釣り場の水中ってほぼほぼ緑色してますが、ブラックバスには青っぽくみてるようです。
3.野尻湖の桟橋で撮った水中。
透明のスライダーワームとスモールの稚魚が写ってます。これも、緑色が弱まって全体的に青っぽくなっています。
4.同じく野尻湖の桟橋で撮った大型スモール。
なかなかの衝撃映像でした。なぜなら、オレが黄色いワームを使う理由として「キイロは水中の緑に近い色で自然だから」
GFDL, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=301232
と何度かここにも書いてきました。一般的にキイロは(人間には)目立つ色だけど、水中はほぼ黄緑~緑だから色相的に近い色であると。
が、しかし、今回の件でブラックバスからみた水中は案外青かったw
そして更に驚愕の事実!バスにとってのキビアダーは白アダーだった!
という訳で青色盲フィルターをキビアダーにかけてみたら・・・・・
えええええええ?
え?
( ゚д゚)
↓
↓
白じゃねーかよw
完璧に白でした(*´ω`*)
ってことはですよ、チャートのスピナーベイトも・・・・
出典:OSPさま
しろーい
そんな訳で弊社が誇る世界一の色数を誇るウルトラバイブスピードクローのカラーチャートも青色盲フィルターを通してみました。
↓これが通常のカラー
↓バスに見えているであろうカラー
緑がほぼ消えて青と赤しか見えてないという衝撃((((;゚Д゚))))
オレ、キイロと白のワームばっかり使ってるけど、バスから見たらどっちも白だったという衝撃(笑)。ってことは人間により見やすいキイロが最高ってことですね。最初のグラフは謎ですが。
みなさんもぜひバス目線でどんな色の世界なのかをお楽しみください。以下に今回発見したツール群のリンク貼っておきます。
- 色のめがね
iOS用アプリの他、webサービスもあり。今回使った写真はここを使わせてもらいました。 -
Colorblindly
Google Chrome用プラグイン。web画面を以下の設定で見ることが可能
-Monochromacy / Achromatopsia
-Green-Weak / Deuteranomaly
-Green-Blind / Deuteranopia
-Red-Weak / Protanomaly
-Red-Blind / Protanopia
-Blue-Weak / Tritanomaly
-Blue-Blind / Tritanopia
英語圏でググるとVischeckっていうサイトがやたら出てくるけど今は機能してませんでした。
そんな訳で、オレの好みであるキイロ・白は置いといて、世の中の緑~茶色系のワームのほとんどは赤っぽく見えているようです(・ω・)ノ
追記:セクシーシャッドのキイロは赤くなる
昔流行ったセクシーシャッドというカラー。ホワイトベースのボディにブリみたいな黄色い線が入っているやつ。
キイロが白くなるのであれば、セクシーシャッドの黄色線が消えて意味なくなるのでは?
って思ったけど、実際はこうでした↓
まじかよ。ピンク色になってる。KVDすげーw
デスアダーのキイロよりほんのり赤みがあるキイロだからか?色は奥が深いですね!
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カテゴリ:釣り